をくづれ水仙郷にある八雲神社。この地域を見守ってくれています。
お越しの際はぜひ八雲神社にお立ち寄りください。
- 八雲神社創建
嘉保3年(1096年) 安房の国大崩村の北山に天形星神を祀る。 地元人崇拝し氏神とする。
嘉保5年(1720年) 社殿の建替え
天保13年(1842年) 社殿再建
明治2年(1869年) 修験道廃止により天形星神社より八雲神社に改称 スサノオノミコト(素戔嗚尊)祭神とする
昭和13年(1939年) 大崩の火災により社殿焼失
昭和26年(1951年) 社殿再建(現在の社殿)
昭和36年(1961年) 現拝殿の再建 現在に至る - 境内末社三社
大山祇神社) 明暦以前の創立で、元禄9年4月社殿再建。天形星神が北山の峠よりうつされる前の神宮はこれで、現在末社になっていると伝えられている。
八幡神) 創建その他不詳。本殿向かって右側の小祠。
疫瘡神) 本殿左の小宮。創建その他不詳。医学の発達してない時代においては疫瘡神を悪神とみなさず、それを助ける守り神として祀りあげることで、病状が治るよう軽く済むように祈ることも多かったと言われている。 - 旧跡はどこに
この神社のもとの旧跡は、上総の国と安房の国がつながった道の北山の峠のししおどしにあり、今は平台になって雨乞塚一基があります。その北山からは源金吾中納言親元公が感銘を受けたと言われる北極星が輝き見えます。 - 大祭
1月24日には春祈祷、9月24日には例祭を行う。のぼりは『凧のぼり』である。正月には長いしめ縄と共に竹を飾るのは、その昔、大きな山崩れがあった時、お正月の飾り竹を切っていた竹林が土砂をせき止めてくれたので、神道の御加護として今日も引き続き奉納するゆえんである。9月の大祭は、担ぎ棒が太く長い担ぎ屋台で地区を回ります。 - 境内には
オオイチョウの木(樹齢約300年、胴回り4.8m)2本と、なぎの木(バクチの木と物言う)がある。大祭には、天形星八雲神社の大登り旗を対であげる - 八雲神社のおはなし
平安時代中期頃の嘉保3年(1096年)源金吾中納言親元は、安房の国司として柏崎国司神社に祀られ、在国4年。『(領内巡視の折)安房の国の境に北極星が懸れるを見立て、天形星神を祀り給ふ。』これは大崩村の北山のことで、村人たちは氏神として崇敬した。
江戸時代元禄2年(1689年)、北山から現在の地に遷座され、天形星神社を建立する。
八雲神社
〒299-2111 千葉県安房郡鋸南町大崩1151番地
※町営赤バス・青バス終点車庫より3分。をくづれ水仙郷バス駐車場より徒歩10分。
連絡先 金岡宮司 TEL(0470)55-9718